旅ランのこと(大津編)
ここ数年、旅行も兼ねて地方のマラソン大会に参加することにハマっている。初めて地方のマラソン大会に参加したのは2017年の松本マラソンであるが、それからというものマラソンついでにその地方のグルメを満喫したり、街並みを眺めるのが個人的にとても好きになった。(最近では函館にも足を運んだ)
ただマラソンと旅行の両方を楽しむことは行程的にも体力的にも少しキツい。マラソン前夜はお酒は飲めないし、当日は当日でマラソン自体で4〜5時間取られる上に、マラソン後の疲れ切った体にムチを打って観光するのもなかなか大変である。せっかく地方に行くならお酒も飲んで、万全な状態で観光も楽しみたい。それならば旅ランという旅行ついでに走りに行くのもいいのでは?と思い、急遽1泊2日の大津旅ランをしてきた。目的地に大津を選んだのには深い意味はなく、近江牛やたねやのおかしを食べ、琵琶湖畔を走りたかったというただそれだけのことである。
ちなみに今回の旅ランの行程は下記の通り。
1日目
朝:新幹線と在来線を利用し大津駅へ向かう。
夕:来来亭でラーメンを食べる。
夜:ホテルへチェックイン。
▲近江牛といったらカネ吉山本。そのカネ吉山本が運営する近江牛肉特選レストランティファニーで食べた近江牛ステーキ。とても柔らかくて美味しかった。
▲ティファニーのほど近くにあるラコリーナ近江八幡。本当は焼きたてバウムクーヘンが食べたかったが、あまりの行列に断念。代わりに焼きたてのカステラを食べたが、これはこれでとても美味しかった。
▲来来亭の特製ラーメン。マラソン前ならお酒は飲めないが、今回はマラソンなしなのでビール2杯とレモンサワー1杯の計3杯飲んだ。ちなみにラーメンの他には餃子と焼き飯もオーダーして来来亭をしっかりと満喫した。
2日目
朝:琵琶湖畔をランニング。
ホテルのレストランで朝食。
昼:レンタカーでびわ湖バレイへ。
夕:京都へ向かい551の豚まん等の土産を購入。
ますたにでラーメンを食べる。
夜:新幹線で東京へ戻る。
▲楽しみにしていた琵琶湖畔ランニング。前夜はホテルの部屋でも飲んだので起きれるか不安だったが、5時半にバシッと起床。朝日を浴びならが琵琶湖畔を走るのはとても気持ちがよかった。
▲ランニングから戻った後はホテルで朝食。ホテルの朝食ブッフェはついついテンションが上がって取り過ぎてしまうが、美味しかったので完食。
▲ホテルをチェックアウトして向かったのはびわ湖バレイ。渋滞とロープウェイ待ちの行列にもめげそうになったが、山頂からの景色はとてもキレイだったので行ってよかった。
▲新幹線で東京へ戻る前に京都の街もぶらっと。
▲ますたにで食べたチャーシューメン。あっさりの醤油スープに背脂の組み合わせがたまらない。
1泊2日の大津への旅ランを終えて思ったのは、旅ランはやっぱりすごくよいということ。何よりも翌日のコンディションを気にせずお酒が飲め、食べたいものを我慢せずに好きなものを好きなだけ食べることができるのが地味にうれしい。とても1回のランニングでチャラになることはないのだが、ラーメンに炒飯と餃子をつけるという普段なら罪悪感を感じるようなやんちゃなことができるのも旅ランの醍醐味だろう。
ここまで飲食のことばかり書いてきたが、もちろんランニングもとてもよかった。宿泊先から出発するならどこを走るのがいいだろうかと、地図とにらめっこしながらランニングコースを考える時間も楽しいし、実際に見知らぬ土地を観光気分で走るのも楽しい。特に琵琶湖畔は遊歩道が整備されているのでとても走りやすいし、水辺を走るあのなんとも言えない気持ちよさが味わえるのもグッド。日本三大名橋の一つである瀬田の唐橋を渡ることができたのはなかなか感慨深かった。
というわけですっかり旅ランにハマってしまった私は次はどこへ行こうかと思案するのであった。
【結論】
地方マラソンのついでに観光をするのもよいが、観光やグルメをより楽しむには旅ランが最適。お酒は気兼ねなく飲めるし、食べたいものを好きなだけ食べることもできるので食事もノンストレス。 ランニングもリラックスして観光気分を味わうことができるのでこれも楽しい。これから年を取りフルマラソンができなくなっても旅ランは続けていきたいと思う。
それでは今日のところはこれで。