ランニングアプリのこと
先日、私が9年前に初めてランニングシューズを買ったときのことを書いた。当時はシューズの知識がまったくない中で、ナイキフリーというシューズを買った。その決め手はNIKE+というシステムに対応していたからである。
NIKE+は靴に専用のセンサーを装着し、iPhoneまたはiPodのアプリを使用すると走った距離とペースが記録されるというもの。日ごとのランニングを振り返り、「だんだん早いペースで走れるようになってきた」とか「今月はこんなに走ることができた」とか成長を実感することができるので、私自身にとってはランニングを続けるモチベーションを維持するのにとても役に立った。
昔使っていたNIKE+のセンサー。当時履いていたナイキフリーはインソールを外すとセンサーを入れるスペースがあった。
今では専用のセンサーがなくてもランニング用GPSウォッチやスマホアプリでランニングの記録(コース、距離、ペース、その他機種によっては心拍数なども)を残すことができるので、まだ使ったことがない人はぜひ使ってみてほしい。
現在の私はさすがにNIKE+のセンサーは使用しておらず、ランニングをするときはGARMINのランニングウォッチを使用している。GARMINのアプリにもランニングデータは記録されるが、過去NIKE+のアプリのデータを活かしたいので、GARMINのデータをNIKE+に同期させている。GARMINのアプリも色々と記録できるので便利ではあるが、私自身は走った距離とペース、それから総走行距離くらいしか見ないので、シンプルなNIKE+をメインにしている。
ちなみにランニングアプリは前述のNIKE+以外にもGARMINやSTRAVA、Runkeeperなど色々あるが、色々と比較検討して自分に合うアプリを見つけるのも楽しいと思う。
【結論】
ランニングアプリを使用すると、走った距離、コース、ペースなどが自動で記録される。記録を続けることで、自分の成長具合などを知ることができるのでまだ使ったことがない人はぜひ使ってみてほしい。
それでは今日のところはこれで。
ランニング用サングラスのこと
ランニングはとりあえずランニングシューズさえ用意すればすぐに始められる手軽なスポーツであるが、その他にあったらいいものというのが何点かある。その1つがサングラスである。ジムのトレッドミルオンリーという人には必要ないが、日中に外で走ることがある人は絶対に持っておいた方がいいアイテムである。というのも紫外線が目に入ると、日焼けやシミの原因にもなるし、目が炎症を起こすこともあるからである。
現在私がメインで使っているサングラスはOAKELYのRADARLOCKというモデル。軽くて、走っていてもずれることがないし、何より目の周りを覆うようなデザインのため目に紫外線が入る気が全くしない。着用していても視界に歪みがないのもいい。
OAKLEY RADARLOCK
しかし最近になってこういうガチなサングラスはtoo much(やりすぎ)だという意見があることを知った。確かに練習の一環でスロージョギングをするときに、こういうガチサングラスをかけて走るのはミスマッチな気もする。そして道具だけ本格的で実力が伴っていないと周りから思われるのがイヤなのも事実。(まぁ周りの人はそんなに他人のことは気にしていないとはわかっているものの…)
それならばと、少しカジュアルでスポーツにも使えるサングラスを探していたら、Eyevolというサングラスに出会った。まず、スポーツだけではなく街中でも使えるデザインがいい。そして「着る眼鏡」というコンセプトの通り、着用感が心地よいのも好印象。23gととても軽量だし、何よりもデザインから製造までMade in Japanというのもうれしい。
Eyevol WINZELER
というわけで今はちょっと気合いを入れて走るときはOAKELY、ジョグなど軽めに走るときにはEyevolとサングラスを変えるようにしている。道具を変えることで気持ちも切り替わるので、なかなかいいものである。
【結論】
日中に外で走ることがあるなら、サングラスをかけるべし。目に紫外線が当たると、肌日焼けやシミの原因にもなるし、目が炎症を起こすこともある。ガチのスポーツタイプに抵抗がある人はカジュアルなスポーツタイプがおすすめ。
それでは今日のところはこれで。
ランニングシューズのこと
ランニングを始めて早9年。ここ数年でマラソン大会にも参加するようになったが、最初のうちは練習用と本番用でシューズを使い分けるという発想がなく、本番でもしばらくは練習用のシューズを履いていた。
ちなみに私が練習で使用しているのはナイキフリーランというシューズ。ランニングを始めた9年前からずっとこのシリーズのシューズを使用している。初めてランニングシューズを買いに行ったときは、正直どれを買ったらいいのかかなり迷った。でもよくよく調べるとNIKEのシューズだけが靴にセンサーを装着して走ると距離やペースをiPodやiPhoneアプリで確認できるNIKE+というシステムに対応していることを知った。今でこそGPSウォッチやスマホのアプリなどを使えば走った距離やペースなんて簡単にわかるが、当時の私にはこのシステムがとても衝撃的でNIKEのシューズを選ぶ決め手となった。
今履いているナイキフリーラン2018
そんなわけでランニングを始めてからずっとナイキフリーラン一筋だったのだが、やがてNIKEが厚底シューズに力を入れていることを知った。裸足感覚で足を鍛えるというナイキフリーランのコンセプトを気に入っていた私はこの厚底ブームを最初は冷めた目で見ていた。しかし東京マラソン2018でNIKEの厚底ヴェイパーフライ4%を履いた設楽悠太がマラソン日本記録を更新し、さらにはシカゴマラソン2018でヴェイパーフライ4%フライニットを履いた大迫傑がその設楽の記録を更新すると、いてもたってもいられず、まずはペガサスターボを、そして少し経ってからズームフライフライニットをポチった。
ペガサスターボ
ズームフライフライニット
こうしてナイキフリーラン一筋だった私のランニングライフにシューズの使い分けという概念が生まれた。練習ではこれまで通りナイキフリーランを使用し、本番ではペガサスターボやズームフライフライニットを履く。するとこれまでまったく伸びなかったマラソンタイムが劇的に良くなり、その性能に度肝を抜かれることになった。
私はこれまでフルマラソン3回、ハーフマラソンは2回走っているが、それぞれの大会の記録と使用シューズは下記のとおりである。
※タイムはすべてネットタイム
◆2017年10月1日 第1回松本マラソン
5:01:27(ナイキフリーラン)
◆2018年9月23日 第6回北信州ハーフマラソン
2:07:47(ナイキフリーラン)
◆2018年10月28日 横浜マラソン2018
4:57:36(ナイキフリーラン)
◆2018年12月2日 MINATOシティハーフマラソン2018
1:53:28(ペガサスターボ)
◆2019年3月3日 東京マラソン2019
4:13:52(ズームフライフライニット)
なんと厚底を履いてからハーフマラソンで14分、フルマラソンで44分も短縮することができた。というわけでこのまま練習はフリーランで脚力を鍛え、本番は厚底で記録を更新する。そんなやり方でなんとかサブ4を達成したいと思う。
【結論】
最近流行りのナイキの厚底シューズはスゴい。靴に埋め込まれたカーボンプレートの反発力でラクにそして速く走ることができる。ただしその分、脚力や走力が衰えてくるので(私見)、練習では反発の少ない薄底シューズで脚力や走力向上に努めるべし。
それでは今日のところはこれで。